Tableau Prep Builder
Part2 実践編
データ処理の重点技術
本講座では、Tableau Prep Builder を使用して「データプレパレーション」(Data Preparation)= 「分析用のデータ準備」を学習します。Tableau Prep Builder で、データに接続してデータをクリーニングし、データの結合や形式変換を行った後に、Tableau Desktop やTableau Serverでの分析に適したデータを出力します。
本講座では、実際のデータ活用の業務で遭遇する様々な複雑なデータ準備のシナリオを想定した演習を行います。 データプレパレーションを効率化するためのPrep の様々な機能の利用方法を紹介し、それらをハンズオンで体感していきます。
Tableau Prep Builder の特徴や基礎的なスキルの習得に関しては、以下の講座ページをご参照ください。
https://www.picaca.jp/p/tableau_jissen1
※1 本講座は、ソフトウェアバージョンTableau Prep 2021.3以降を想定している。 ただし、大部分の操作はそれより前のバージョンでも実施可能
本講座でTableau Prepを使った実践的なユースケースを知ることができる!
以下は本講座で行う演習の一例です。
ある企業は各地域に支店が位置し、その企業の本社に勤務する商品開発担当者は、過去4年間の売上と利益をTableau Desktop で分析したい。
しかし、取り込むデータに幾つか問題があることが分かった。
-地域ごとにデータの収集方法と保管形式が異なる
-ある地域だけ、年ごとにデータファイルが分かれている
-中身を見ると、カラムの種類もカラム名も微妙に一致していない
分析を開始する前に、上記の全てのデータの問題をTableau Prep を活用して、データクリーニングを行うことで解決できます。
ワイルドカード接続、値のグルーイング、結合、ユニオン、計算フィールドを用いた欠落した列の作成、日付データの扱い方、空白の処理、不一致する列の対処、名寄せ処理、不要な文字の削除、さらに、加工の結果の正確さの検証など、様々なデータ加工技術を身につけていきましょう。
本講座で作成するPrepフローの一部
各地域の売上データをクリーニング後、統一形式で統合し、返品データを結合する
教材の内容
PDFテキスト(データ処理の演習をStep-by-stepで解説)
Prep のサンプルフロー
練習用のデータ各種
ピクアカのTableau講座
BIツールとTableau の入門講座、Tableauを用いたデータ加工および可視化分析の演習については、以下の講座をご活用ください。